今回は、シンガポールとバンコクで現地採用として働いたことのある僕が実際に見て感じた現地で「成功する人」と「失敗する人」の違いについてシェアします。
「海外就職はおすすめ?」という人から「海外就職したいけど正直不安」という人まで、とにかく海外就職を真剣に考えている人向けのページです。
このページを読むことによって一体どのような人が海外就職に向いているのかを理解できると思います。
Contents
なぜ海外就職をしたのか?
僕が海外就職をした理由はいくつかあります。
- 日本という場所で働きたくない
- 日本の風習や制度などが窮屈に感じて疲れる
- 20代の時間を刺激ある場所でおくりたい
- 海外で揉まれて成長したい
おそらく皆さんも共感する部分があるんじゃないでしょうか。
別に大層な野望があった訳でもなく、ただ単純に、合理的に考えて自分に合ってるのはこれしかないと思いました。
「日本に悲観」x「20代で大きく成長したい」=「あ、海外就職じゃん」
という感じです。
僕は昔から「成長」するためには自身を厳しい環境に置く必要があると考えてきました。
つまり、バロンドール(サッカー世界年間最優秀選手賞)を獲得するためには「Jリーグ」ではなくて「ヨーロッパリーグ」に身を置いた方が確率が上がると思ってるんです。
日本人だらけの環境に馴染むことだけは絶対にしたくなく、どうせなら自分の価値観や考え方が圧倒的に通じない場所に身を置きたいと思い「海外就職」を目指しました。
海外就職はおすすめ?
海外就職はめちゃくちゃおすすめです。
特に「本当の自分はこんなんじゃない。やりたいことも言いたいことも自由にできない。なりたい自分が程遠い。」と日々日本で悩んでる人にとって最高な解決案です。
僕がおすすめする理由がこちらです。
- 働き方・生き方に「正解」がない
- 日本の「精神論」が職場で全く通用しない
- 仕事第一人間が見当たらない
- なりたい自分を追求することができる
仕事の観点から言うと海外就職をしたほうが「自由」が多い。なぜなら海外の方が考え方がとても合理的だからです。
「給料に見合わない仕事はしない」「スタッフを残業をさせている上司がクビ」「仕事より旅行の方が楽しい」「国際色豊かな職場には固定概念は存在し得ない」
その上、外国語を習得できる、現地の友人ができる、視野が広がる、など仕事以外にもメリットはたくさんあり海外就職は本当におすすめです。

海外就職で成功する人
海外就職をして4年目の僕はシンガポールとバンコクで多くの日本人と会ってきました。海外に出てる日本人と言うだけで皆さん良い意味で変わっています。
カテゴリーで言うと様々です。
- 日系企業駐在員
- 駐在妻
- 現地採用会社員
- 起業家
- 投資家
- 政府関係者
このなかで「海外就職」と言われる、現地採用会社員で成功できる人はこのような特徴を持っている人たちです。
- 英語が話せる
- 大切なモノだけ握りしめて、不必要なモノを2秒で捨てることができる
- 偏見や固定概念に囚われない
- 理不尽なことでも楽観視できる
- 将来を設計することができる
英語が話せる
「英語が話せる」ということは絶対的条件です。
世界人口の2%しか話さない「日本語」より、世界人口の25%が扱うことができる「英語」ができた方が必然的に人生の可能性が大きく変わってきます。
ただ、英語と言っても「カタコトの英語」でいいんです。
英語が公用語のシンガポールを含め、東南アジアでは誰もきれいで完璧な英語を話しません。なので完璧な英語は必要ないんです。
英検3級くらいの英語力で十分。とにかく英語に拒絶感を抱いていたら絶対に成功しません。
もし英語に自信がない方はスタディサプリのようなアプリがおすすめです。誰でも簡単に英語に馴染みを持てるようになり、費用を抑えながら英語力をアップすることが可能です。
大切なモノだけ握りしめて、不必要なモノを2秒で捨てることができる
これはどういうことかと言うと「取捨選択のスキル」が優れているかどうかということです。
海外に出ると分かりますが、様々な「犠牲」を払う必要が出てきます。
例えば日本の年金とかですね。
海外に住んでいると「年金」は支払う必要はありません。ただ、もちろんその分将来貰える額は減ります。
こういう場合に瞬時に頭の中で「確かに将来貰える年金の額が少なくなるけど、そもそも日本の年金制度がその時まで息してるのかも分からないし、海外で成長して自分で外資稼いで老後のお金を貯めた方が合理的じゃん」って思えるかどうか。
何が大切で、何がいらないのか。その場その場で瞬時に合理的に「取捨選択」できる人は海外就職で成功します。
偏見や固定概念に囚われない
例えば「タイ人」だから、「アメリカ人」だからこうだろう。とか。
何歳までに結婚して、何歳までに家を買って、というのが女性の幸せ。とか。
そんなの無駄なんですよ!
そういうのは日本に置いてきてください。お願いします。
海外就職で成功できる人って圧倒的に考え方が「自由」で、自身の幸せは自分で決めることができます。
自分で自分の幸の定義すら決めることができない人には絶対に海外就職は無理です。
理不尽なことでも楽観視できる
海外に出たらあなたはもう「外国人」の仲間入りです。
日本人である以上にあなたは「外国人」なのです。
つまりはビザ無しでは生きていけなくなる、ある意味「囚われの身」となります。
日本で働く「外国人」を見てどう思いますか?安い給料で奴隷のように働かされるようなニュースを見たことがある人もいると思います。
種類は違えどそのようなあなたの力ではどうしようもない事、つまり「理不尽」なことも少なからず起こるわけです。
そのようなマイナスな事に対してでも「楽観視」できるスキルがある人は海外就職で成功できます。理不尽を乗り越えて前に進むことが大切です。
将来を設計することができる
なりたい姿の自分がいて、そこにたどり着くためには今の自分に何が足りていないか、そしてその足りない部分を得るためには何が必要か、このようなことを考えたことはありますか?
漠然とした理由で「海外就職」を目指すのも全く有りです。日本から脱出したい。海外生活がしてみたい。実際このような理由で海外就職をした人も結構います。
ただ、もし海外就職で本当に成功したいのであれば、自身でキャリアや人生を設計できるスキルが必要になってきます。
日本では企業の杓子定規なキャリアステップを踏むと思いますが、海外就職したら「自分のキャリアは自分で作るもの」となるんです。
マーケティングの知識が欲しいから転職して、あの企業のあの役職で働こう。などです。
「自身の人生を自身で設計するスキル」がある人は海外就職で成功します。
海外就職で失敗する人
これは単純に「成功する人」の特徴の逆の考えを持っている人のことです。
- 英語が話せない
- 優柔不断で何かを捨てることができない
- 偏見や固定概念で物事を考える
- 理不尽なことがあったら激怒する
- 将来を具体的に想像していない
海外就職は日本で働くより圧倒的にメリットがあると思っていて、僕は20代のほぼすべてを東南アジアで暮らすつもりです。
その理由は「若い時に衰退国にいたら人生的にアウトだと思っている」からです。
せっかくの人生のなかの若い時間を「日本で過ごす」ことがリスクだと感じたのがきっかけで、すぐにでも「成長」できると感じた東南アジアに海外就職しました。
もし僕と同じような考えを持っている人で、海外に飛び出そうとしている人はすぐにでも挑戦してください。かなりおすすめです。
僕が言えるのは、まずは何よりも「英語」から始めるのがベストです。
なので僕がおすすめするスタディサプリのような英語学習アプリを使って、英語に慣れるところからだと思います。

まとめ
僕は海外就職を声を大にしておすすめしたいです!
特に若い世代で「日本に疑問」を抱いている人。結構多いと思います。
そういう人には、その「疑問」に蓋をせず、一度冷静に、そして冷徹に自分の国のことを考えてみることをおすすめします。
本当にこのまま日本で働いていて良いのだろうか。
もちろん全員が全員に「海外就職」が合うとは思っていません。なので、もし自分に合わないなと思ったら辞めて日本へ戻る事だって問題ないんです。
「海外就職」というものが皆さんの選択肢のひとつとなれば嬉しいです。