バンコク就職

シンガポールのタイ大使館で”Non-Immigrant Visa-B”という就労ビザの取り方!

現在バンコクで働いている僕が、シンガポールからバンコクに移動する際に、Non-Immigrant Visa-B”という就労ビザを取得したのでその方法をまとめました。

『タイで働くためにはどんなビザが必要なの?』という人から、『わたしもシンガポールで”Non-B”ビザを取得しないといけない!』といった方まで、そんなこれからタイで働く方向けのページです。

このページを読んでいくことで、どんなビザが取得する必要があるのか、タイ大使館ではどんな書類の提出を求められるのかを理解できると思います。

せっかくシンガポールからバンコクに移動したので、この貴重な体験を広めたいと思い、就労ビザの取得方法を記事にしてみました。

本記事の内容
  • ノンイミグラントBビザはタイ国外でしか取得できない
  • シンガポールのタイ大使館でのビザ申請はオンライン上でする
  • 申請してから書類に問題なければ1週間で取れる

まずはタイのビザについて理解しよう

シンガポールで働く場合は「労働ビザ」が必要です。観光ビザでシンガポールに入国し、入国後に労働ビザに切り替えるという流れが一般的になっています。

 

しかし、タイは違います。

 

タイへ就労目的で入国する際には、まずタイ大使館または領事館で就労査証(ノンイミグラントBビザ:Non Immigrant/Business Visa)を取得する必要があります。

要するに、タイへ入国する前から「わたしはタイで働きたいです!」という専用のビザを取得しなくてはなりません。普通の観光ビザで入国したら、タイ国内で働くこと&労働ビザに切り替えることは一切できません。

じゃあNon-Immigrant Visa-B(就労ビザ)をタイ国内で取っちゃえばいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、就労ビザはタイ国内では取得できず、タイ国外でしか申請&取得できません。

次にタイに入国後、労働省労働監督局(労働局)、またはバンコクのワンスタート・ワンストップ投資センター(OSOS)にて労働許可証(Work Permit)の取得申請を行います。

この労働許可証を取得して初めてタイ国内で働くことが認められます。

Non-Immigrant Visa-B(就労ビザ)+Work Permit(労働許可証)の2点セットが揃えばタイ国内で働くことが可能です。

シンガポールのタイ大使館にビザ申請

まず、必要な書類を集めるところからスタートです。

シンガポールのタイ大使館に、下記書類を提出します。なお、日本語の書類は、英語かタイ語の翻訳文(公証を受けたもの)を添付する必要があります。

シンガポールでは申請は全てオンライン上で行います。ビザ申請専用ウェブサイトがあるのでそこで会員登録をします。丁寧にやることを教えてくれるので安心です。こちらからどうぞ。

https://visaonline.thaiembassy.sg/

  1. パスポート(有効期間が6カ月以上残っていて、査証の余白が1ページ以上あるもの)これはおそらく問題無いかと思います。顔写真があるページをスキャンしてPDF化しておきましょう。
  2. ビザ申請書1枚 (大使館ウェブサイトから印刷可能)これは申請を進めていくと勝手にオンライン上で作成してくれます。
  3. カラー写真(3.5×4.5cm) 2枚(申請書に貼付)背景が白の証明写真が必要です。ただ、これもスキャンしてデータ化し、専用サイトにアップロードします。現物は必要ありませんでした。
  4. タイの会社、事業提携者、または将来の雇用主発行の英文またはタイ文招へい状(1部)これはこれから働くタイの会社から Invitation Letter from the employer in Thailand, indicating details of employment, including position, salary and length of a contract をメールで送ってもらう必要があります。それをそのまま専用サイトにアップロードしましょう。
  5. 英文の卒業証明書(1部)大学の卒業証明書を取り寄せてください。僕は3年前のやつでも通りました。
  6. 以前の就労許可書の写し1部(以前タイで就労したことがある場合)
  7. 前の会社勤務証拠シンガポールの会社で働いていましたという evidence of previous employment (e.g. letter from previous company) が必要です。
  8. Employment Passのコピー裏表をスキャンしてPDF化して専用サイトにアップロードします。
  9. Employment Passの有効期限を証明するMOMからの書類最近のEPはカードに有効期限を載せなくなりましたので、有効期限を証明できる何か書類が必要です。一番なのはEPと一緒に送られてきたMOMからの書類です。
  10. 上記書類に加え、追加の書類を要求されることがあります。また、駐在員が家族を帯同する場合、ノンイミグラントO(オー)ビザを取得し、タイに入国します(その際、戸籍謄本一通が必要)。
  11. 申請料
    シングル100ドル (就労目的の場合は基本的にシングルエントリーの発給になります)

データ化しておかないといけない書類は、パスポート、証明写真、Invitation Letter、英文卒業証明書、Employment Pass、Employment Passの有効期限を証明する書類、Evidence of Previous Employmentの合計7点です。

本来ならタイ政府からApproval Letter from Ministry of Labour (WP3) issued by the Office of Foreign Workers Administrationが必要ですが、日本人はこれを免除されています。

あとは全て資料を専用サイトにアップロードすれば終わりです。僕が申請したのは4月4日でした。

途中追加で必要書類を欲しいと言われたので、その通り追加で書類をアップロードしたら、すぐに許可が降りて、タイ大使館に全ての必要書類と申請書を印刷して持って来いと言われました。

 

タイ大使館の場所

住所:370 Orchard Rd, Singapore 238870
アクセス:オーチャード駅から徒歩約10分
営業時間:ビザ申請は9時から11時まで。ビザ受け取りは14時から15時まで。

 

朝9時から11時の間しかビザ申請を受け付けていないので、翌日すぐにアップロードした書類と申請書をプリントしてタイ大使館に向かいました。申請料の現金100ドルも忘れずに!

専用サイトにアップロードした書類と全く同じ物+申請書+パスポートを窓口で提出し、100ドルを払うと、1日だけパスポートを預かるから、明日の14時から15時の間にパスポートを取りに再びタイ大使館に来てと言われました。所要時間は混み具合にもよりますが、30分から45分くらいです。

言われた通り、2時ごろに再びタイ大使館に行くと、すぐさまパスポートとレシートを渡されました。所要時間5分くらいでした。

返却されたパスポートのなかには上の写真のようなビザが貼られています。これでNon-Immigrant Visa-B(就労ビザ)の取得は完了です。

このビザはシングルエントリーといって、1度しかタイに入国できないビザとなっています。つまり、万が一タイから出国した場合はまたNon-Immigrant Visa-B(就労ビザ)をゼロから取得しなくてはなりません。

もし出国が必要な方はマルチエントリーをタイから出るときに忘れずに申請してください。

まとめ

僕はビザを申請してから1週間で就労ビザを取ることができました。

もちろん、家族やお子さんがいる方はもう少し余裕をみて申請する必要があると思います。戸籍謄本などの英訳はかなり時間が必要だと思いますし、万が一書類に不備があった場合はやり直しさせられることもあるみたいです。

僕はNon-Immigrant Visa-B(就労ビザ)をシンガポールで取得しましたが、多くの方はおそらく日本のタイ大使館で取得すると思います。その際必要な書類などは変わってくる場合があるのでご注意ください。

特にてこずる場面も無く、とてもスムーズにビザを取得することができました。一番不安だったのが、書類の「原本」が必要なのかどうかでした。しかし、原本はどれも必要なく、印刷したもので問題ありませんでした。

証明写真もわざわざ撮ったのに使う場面がなかったです。スキャンしてアップロードするだけでした。シンガポールはこのような行政手続きもオンライン上で全て行うのが一般的のようですね。

今回はタイで働くためにはどのようなビザを取得する必要があるのか、そしてタイ大使館ではどのような書類の提出を求められるのかをご紹介しました。ぜひ、参考にしてください。