現在バンコクで働いている僕が、20代で始めた資産運用と海外在住者しかできない資産運用をまとめました。
『海外にいながら資産運用なんてできるの?』という人から、『海外在住のメリット活かしたい!』といった方まで、そんな資産運用初心者の方向けのページです。
このページを読んでいくことで、どのような資産運用の種類があるのか、海外在住の内に始めておいた方が良い理由を理解できると思います。
世間的には『日本人のわたしが海外で資産運用なんて難しい!』って思われていますが、そんなことはありません。というか資産運用に対する不安感が先行しているだけだと思います。
今では海外の個人年金保険が有名になりつつあります。僕自身もシンガポールで2年、そしてバンコクでも資産運用を始めています。この体験を広めたいと思い、海外ならではの資産運用の魅力を記事にしてみました。
- 資産運用の種類を理解しよう
- 海外の保険は日本非居住者しか加入できない
- 日本の保険と海外の保険では質が違いすぎる
まずはここから:なぜ資産運用を始めるのか
わたしはなぜ「資産運用」に興味があるのだろう?
まずはそこを明確にするところから始めることをオススメします。
僕の場合は、老後に掛かるお金が心配だからです。現在僕はバンコクで働いていて、この先もずっと東南アジアで暮らしていきたいと思っています。それは老後も同じで、日本の年金をろくに納めていない僕は将来日本の年金をあてにできません。
なので、僕は老後もしっかりと自分で生きていけるようになりたいために、20代のうちに資産運用を始めることにしました。
だけど、老後に必要なお金はいくらくらいなんだろう。。
平均1ヶ月22万円。65歳から85歳までの20年間で5280万円が必要。
※(平成25年度)生命保険文化センター調べ
でも、これだとずっと家に引きこもる生活じゃないの?海外旅行にも行きたいし、美味しい料理もたくさん食べたい。「最低」の生活ではなくて、少しはゆとりある老後にしたい。。
平均1ヶ月35.4万円。65歳から85歳までの20年間で8494万円が必要。
※(平成25年度)生命保険文化センター調べ
結論的に老後に必要な資金として8,494万円も必要なんですね。ですが、これは仮に85歳まで生きた場合の話です。つまり、86歳目の資金は計算に入れていません。
日本人で真面目に40年間、満額の年金を支払った場合は65歳から毎月公的年金が受給されます。もちろん受給年金額の平均は年々減少傾向にあり、将来的に再度支給開始年齢が吊り上げられる可能性大です。
- 国民年金 平均 5万4414円
- 厚生年金 平均 14万4886円
上の2つの年金だけで合計19万9300円が貰える予定になっています。しかしながら僕はこの先もずっと東南アジアで暮らしていきたいと考えているので、この年金は貰えないでしょう。そもそも、僕が65歳になったときに国民年金制度が存続しているかどうか怪しいですが。
僕が日本を逃げ出した理由のひとつでもあります。もうこの先どうなるか誰にも予測できないのなら、自分の身は自分で守っていこうと。なので20代から資産運用を考えるようになりました。

資産運用ってどんな種類があるの?
今の日本の銀行にお金を預けたところでお金は増えません。
僕みたいな老後の資金用や子供の教育費など、それぞれの目標に向かって資産運用を始めている日本人が増えているのをご存知でしたか?
そんな巷で耳にする「資産運用」とはどのような種類があるのでしょうか。
- 預金
- 国債
- 外貨預金
一番リスクが低い資産運用方法です。東南アジアで有名な大手銀行だと、銀行に預けておくだけで3%の利息が付くものもあり魅力的です。
- 投資信託ETF
- 株式投資
- 不動産投資
- REIT
リスクとリターンが少し増えるものが、プロにおまかせする投資信託や個人で証券を売買する株式投資です。僕はここの株式投資とREIT(不動産投資信託)をやっています。今後は投資信託ETFや不動産投資にもチャレンジできればと思っています。
- 先物
- FX
- ビットコイン
一番リスクが高い投資商品です。個人的に、余剰資金が多くない(貧乏)なのでこのエリアには怖くて手が出せません。ビットコインは前から騒がれていますが、億り人と言われる人もいれば、逆億り人になった人も多いです。
資産運用は必ず余剰資金で行うようにしましょう。予期せぬことが起こって運用を中断する事態になった場合、損失が出る可能性があります。なのでお金を貯めて、1年分の生活費くらいが貯金として確保してあるのが理想です。
海外在住のメリット
最大のメリットは海外在住者にしか海外の「年金」保険を買うことができないことです。
つまり、日本在住の日本人は海外の保険商品に加入することは一切できません。
日本の保険業法第186条1では、「日本に支店等を設けない外国保険業者は、日本に住所もしくは居所を有する人(中略)に係る保険契約を締結してはならない」、同じく186条2では、「日本に支店等を設けない外国保険業者に対して日本の住所もしくは居所を有する人(中略)に係る保険契約の申し込みをしようとする者は、当該申し込みを行うときまでに、内閣府令で定めるところにより、内閣総理大臣の許可を受けなければならない」とされており、この法令に違反して許可を受けずに保険契約の申込みをした場合は「50万円以下の過料に処する」(同337条)とされています。
日本に支店がある海外の保険会社なら問題ないのですが、多くの海外の保険会社は日本マーケットに見向きもしておらず、日本に支店がある会社は極わずかです。
なので、海外に住居を移している間だけ、日本人は自由に保険商品を選ぶことができるのが最大のメリットです。もちろん、住居を日本に戻した後も保険契約が失効になることはないです。
なぜ海外の「年金」保険なのか
海外の終身年金保険は高い運用利率が最大のメリットです。
日本の国民年金と合わせるとだいぶゆとりのある老後生活をおくることが可能になります。
さらに自由なタイミングで解約して、一時金で受け取ることもできちゃいます。
海外の年金保険(シンガポールや香港など)はどの年齢で契約しても積立利率、解約返戻率など基本的な条件は同じです。複利運用なので、できるだけ早く契約し、長く保有した方が将来の増加は期待できます。
毎月500米ドル(年間約70万円)で、海外住居向けの米ドル建て保険を積立。加入するには、日本非居住者であることが必要。
30歳から年間約70万円を10年間継続します。(合計約700万円)
それを65歳の年金受取開始時まで据え置きします。
すると、65歳から一生涯ずっと毎年約200万円を受け取ることができます。
月々に変換すると約17万円です。これをずっと毎月受け取ることが可能となります。
あくまでも事例の一つですが、このような「年金」保険が海外には存在し、日本非居住者しか入ることができません。
1億人という人口を越えても国民皆年金を実施しているのは日本だけですが、このような「年金」のサービスを提供している国は本当に多いです。
なぜ日本の保険じゃダメなのか
それは圧倒的な質の違いにあります。海外の保険の方が断然お得だからです。
- 死差益
- 利差益
- 費差益
1番目の死差益は正に、保険に入りたい人が「この人はこのくらい生きて、この年くらいで死ぬだろうな」という統計データのことで、各保険会社が独自に保有しています。ただ、これはどの国も「質」に大差ないありません。
2番目の利差益は運用力のことです。預かったお金を元に、いかにお金を増やしていくかです。これが海外と日本の保険屋では「質」が格段に違うとのこと。集まる合計額が違うと言ったらそれまでですが、集まったお金が大金であればあるほど、ファンドの人はお金を増やし易いのです。
3番目の費差益はコストです。日本の保険営業マンの多くは、企業と連携して、企業さんのオフィスを間借りして半駐在のような形で人材を置いてもらっているが現状です。つまり、人が営業している分、人件費がかかり、コストが非常にかかっています。海外ではほとんどどが「アウトソーシング」しており、代理店が売った分だけコミッションとして代理店にバックしています。営業マンを抱えない分、実際に発生した案件分のコストしかかからないのが特徴的です。
日本と海外では2番目と3番目の差が大きく、海外の保険商品の方が断然お得になっています。
まとめ
自分で外資系の保険屋や銀行に出向いて金融商品や保険を選ぶのも有りですが、英語の壁であったり、日系のサービスを受けたいと思いますよね。
そんなときにオススメなのがNWB(Nippon Wealth Limited, a Restricted Licence Bank)に相談してみることです。
https://jp.www.nipponwealth.com/
こちらは香港にある会社ですが、社長が日本人の日系の会社です。気軽に相談してみるのがいいと思います。
それよりもまずは自身の保険を見直してみることです。
海外在住のメリットを活かして海外の年金保険に加入するのもいいですし、必要ない方でもまずはどのような保険が日本にあって、自分の人生に合っているのかを再確認するところから始めるのをオススメします。
今現在の保険やの見直しや、不安・悩みの解消はもちろんのこと、「今後どのような保険に入ればいいのか分からない」という相談や「お金」の相談を、簡単に保険のプロ・ファイナンシャルプランナーにすることが可能になります。保険のお悩みはプロに相談【保険コネクト】
今回の記事を読んでどのような資産運用の種類があるのか、海外在住の内に始めておいた方が良い理由を少しでも理解できたと思います。少しでもお役に立てれば嬉しいです。