シンガポール旅行

【シンガポール旅行】知っておくべき8個の厳しい法律とは?ガム持ち込みで捕まるって本当なのか?

現在バンコクで働いている僕は、少し前まではシンガポールで働いていました。シンガポールへ遊びに来る日本人旅行客が多いなかで、旅行客が知っておかなくてはならない法律をまとめました。

『シンガポールの法律って厳しいって本当?』という人から、『旅行に行く前に知っておいた方が良いことはあるの?』といった方向けのまとめページです。

このページを読んでいくことで、シンガポールにどのような驚くべき法律があるのか、そしてなぜそれらの法律が存在するのかという理由を理解できると思います。

「シンガポールはガム持ち込みで捕まるらしいよ」って聞いたことありませんか?その通りです。知らなかったで済まされない法律がシンガポールにはあります。

たとえ現在あなたがシンガポールへ旅行の予定が無かったとしても、周りの友人へ教えてあげてください。話のネタになること間違いないです。シンガポールの面白みを広めたいと思い、驚きの法律の数々をまとめました。

本記事の内容
  • シンガポールでは景観を汚さないようにしよう
  • シンガポールは法律で国民に圧力をかけている
  • 政府が率先して国の平和と美観を保っている

気をつけて!身近に潜む罰則!

シンガポールに旅行で来る人も、長期で滞在する人も「え、こんなことで罰金払うの…」とならないようにしっかりとルールを覚えておきたいところです。「知らなかった…」では済まされないのがここシンガポールです。

公衆トイレの水を流さない

きっと誰しもが用を足したあと、必ず流すとは思いますが、シンガポールには流さずにトイレをそのままにすると罰金という法律があります。どうやって確認(立証)するんだよ、というなんとも言えない法律ですが、もし違反して捕まると最高で1,000ドル(約8万円)の罰金を課せられるので用をたした後はきちんと忘れずに流しましょう。

シンガポールは観光立国です。観光客全員にシンガポールを楽しんでもらいたいという政府の願いがあります。トイレもその一環で、シンガポールのイメージダウンに繋がる行為には厳しく罰則規定を設けています。

公園で野鳥に餌付けをした

日本の公園などで、誰かが投げた細切れのパンの耳に多くの鳩が群がり、一斉に突いているほのぼのした光景を目にしたことがあるかもしれません。シンガポールで同じようなことをした場合は違反になってしまいます。最高で1,000ドル(約8万円)の罰金となりますので、野鳥には一切餌をあげないようにしましょう。

チューイングガムをシンガポールに持ち込んだ

シンガポール国内にはガムは一切売っていません。昔は売っていましたが、噛んだ後のガムを道端に捨てる人が多く、清掃費がバカならないほどでした。なので政府は思い切って「ガムは不必要なのではないか?」と法律を制定し、もしガムをシンガポールに持ち込んだ場合は最高で10,000ドル(約80万円)の罰金です。

これもシンガポールの美観を守るための法律です。国の景観の美しさを守るためにここまで大胆な行動に出れるのもシンガポールならではだと思います。

蚊を発生させた

蚊を発生させてはならないという法律がシンガポールにはあります。シンガポールではデング熱やジカ熱の流行を未然に防ぐ目的で、抜き打ちで家庭訪問され、隅々までチェックされることもあります。もし屋外で水を溜めていたりしていると「あなた、蚊を発生させないための措置を怠りました」となり最高1,000ドル(約8万円)の罰金となる場合があります。

あまり旅行者の方には関係のない法律かもしれませんが、シンガポールに蚊がいないことは国としての施作であり、その恩恵に感謝したいところです。もちろん森に近いところに行けば蚊はいますが、街中や住宅街では一切いません。

税関に未申告でタバコをシンガポールに持ち込んだ

日本から持ち込みたい場合は申告書を書いて窓口に提出するか専用の機械で支払ってください。もし違反したら最高で5,000ドル(約40万円)の罰金となります。また最近よく見るのがGLO、PLOOM TECH等の加熱式を使っているケースですが、これらは持ち込み禁止のため罰金はさらに多くなり、10,000ドル(約80万円)の罰金となります。

ゴミをポイ捨てした

これは個人的にすごく曖昧な法律だと思います。シンガポールは非常に綺麗な国ですが、少なからず道端にゴミは落ちています。なので、どのように取り締まるのか疑問です。違反した場合は1度目1,000ドル(約8万円)です。2度目の違反は最高2,000ドル(16万円)+清掃活動が課せられます。

電車やバス内で飲食&ドリアン持ち込み

公共交通機関内(電車、バス、タクシーなど)でジュースを飲んだり、お菓子を食べてはいけません。さらに激臭を放つドリアンも公共交通機関に持ち込んだ時点でアウトになります。最高で500ドル(約4万円)の罰金となる場合があります。ただ、日本と違って電車内で大声で通話、大音量でゲームなどは全く問題ないので、他人に注意しないようにしましょう。

夜10時30分から朝7時までの間に屋外で飲酒した

深夜に外でお酒を飲むことは禁止されています。深夜にお酒を飲む場合はお店に行くか自宅で飲まなければなりません。屋外のポイ捨てを防ぐのと同時に、お店がもっと儲かるよう、さらに酒税を払ってもらうという一石三鳥な法律です。外で飲んでるのを見つかった場合は罰金最高1,000ドル(約8万円)が課せられます。

運転中に携帯を触っていた

いわゆるよそ見運転です。日本でも同じような法律がありますが、シンガポールでは携帯電話を固定できるホルダーにセットしてあればセーフです。本質的な違いが全く分かりませんが、携帯を片手で握っていた場合は罰金となりますのでご注意ください。

旅行者の方はタクシーの運転手さんが片手に携帯を握りしめながら運転していた場合は注意ができるのと、タクシー運営会社にクレームを入れることができます。もし運転が怖いなと思った場合はすぐに降りるか、証拠写真を残しておきましょう。

実際のところ本当に厳しいの?

これは僕の個人の感想ですが、思ったほど厳しくはないと感じています。というのも、実際に上記の違反で罰金を払ったとあまり聞いたことがないからです。

ただ、数少ないですが違反として捕まった話もあります。

夜11時くらいに野外で飲酒していた友人はパトロール中の警察に気付かず、事情聴取されることに。周りにも多くの人がいたのにもかかわらず「なんで自分だけ!?」という思いでやるせない気持ちになったそうですが、罰金を払ったそうです。

法律違反の場合でも1回目の違反は勧告のみで終わるケースが多くあるようです。1回目の過ちについては寛容な姿勢を見せているシンガポール。2回目以降は罰則金も1回目より高額になり、しっかりと制裁するといったイメージです。

シンガポール人はマナーが良い?

あくまでも個人の感想ですが、決してマナーは良いとは言えません。

どこかでもしそのような言葉を耳したのであれば、それは「罰金制度が常に頭にあるから」だと思います。

国の法律で国民および旅行者に「圧力」をかけることでルールを守らせているに過ぎないと思います。もちろんなかには、マナーの良いシンガポール人もいますが多くの場合はそれほどマナーは褒められたものではないでしょう。

特に横断歩道を渡るときはいつも不安感でいっぱいです。

日本では歩行者優先のはずの横断歩道ですが、東南アジアでは当たり前のように車優先のようになっているのが現状です。自分はいつも青信号でも横断歩道を渡る前に一旦立ち止まり、こちらからドライバーへ手で合図を送り注意させてるようにしています。

しかし電車内では、子供連れやベビーカーなどに対する理解は日本より圧倒的に良いと思います。直ぐに席を譲ってくれたり、ベビーカーのスペースを作ってくれたりするのをよく目にします。

その他の法律

小さなお子さんがGrabタクシーに乗るのは違法です。

Grabタクシーを使うのが一般化してきたシンガポール。アプリ一つで簡単にタクシーを呼ぶことができて、通常のタクシーよりも安いのが魅力です。運転手の質も高い気がするのは決して自分だけじゃないはず。長期滞在者のみならず、最近の旅行者にとって必要不可欠のサービスになりつつあります。

実はGrabにも様々な規制があります。

ショッピングモールのタクシースタンドで乗車したらアウトです。タクシースタンドで乗ることは禁止されていて、ドロップオフ地点付近からでしか乗っちゃいけないことになっています。

身長135cm以下のお子さんがチャイルドシート無しで乗車したらアウトです。これはGrabのみの規制で何故か普通のタクシーはチャイルドシート無しでも問題ありません。

実際には乗客である自分たちが罰金を払う必要は無く、Grabの運転手が違反に対しての罰金を支払う必要があるのでご安心ください。

まとめ

シンガポールという多民族国家に訪れると、日本との様々なルールの違いに戸惑うのではないでしょうか。

「よく分からなかった」では済まされない身近な法律がシンガポールにはたくさんあり、日々注意を払わなくてはいけません。

 

今回紹介した法律の多くは「シンガポールという国の景観や公衆衛生を害する行為を取り締まる」ための法律です。

 

つまり、シンガポールという国を綺麗&清潔に保つことによって観光客を含む全員の人に心地よく感じてもらいたいという政府の強い想いが感じとれます。

機内などで配られるシンガポールへ入国する前に記入しないといけない小さな「入国カード」。その裏面には大きく「麻薬は死刑です」と書かれているのをご存知でしたか?入国する前から既に外国人に圧力をかけているのがシンガポールの面白いとことでもあります。

今回はシンガポールの驚きの法律をご紹介しました。シンガポールは法律という「圧力」を非常に巧みに使って国家の平和を景観を保っています。とても合理的なこの国を皆さんはどのように感じましたか?