シンガポール生活

現地採用者が教えるシンガポールの住宅事情で知っておくべき4つのこと。HDBシェアハウス物件の探し方や家賃などをご紹介。

シンガポールで現地採用として2年間働いた僕が、これからシンガポールに就職やインターンシップで来られる皆さんのために住宅事情についてまとめました。

『現地採用としてシンガポールに住みたい家賃の相場が分からない』という人から、『インターンシップで半年間だけシェアハウスしたい』といった現地採用・インターンシップ・留学生向けの記事です。

この記事を読んでいくことで、シンガポールの家賃の相場、シェアハウスの探し方などが分かるようになると思います。

一般的に「シンガポールの家賃は高い」と思うかもしれませんが、実際その通りです。東京よりも家賃が高いと思ってもらって結構です。ただ、工夫さえすれば家賃がバカ高いシンガポールでも費用を抑えることができるので安心してください。

もっと多くの日本人にシンガポールに来て欲しいですし、家賃が高いからってシンガポールで働く夢を諦めないでもらいたいです。僕も実際に現地採用としてシンガポールで2年間暮らしましたので、この体験を広めたいと思い、シンガポールの住宅事情について書いてみました。

本記事の内容
  • まずは住宅の違いを理解すること
  • 一番家賃を抑える方法はHDBのシェアハウス
  • ネット掲示板を使い直接交渉すること

1)まずはシンガポールの物件の種類を理解しよう

シンガポールには日本人が住むことのできる物件の種類が、大きく分けて2つあります。

コンドミニアム

日本で言うところの“分譲マンション”がこれに当たります。 各部屋毎にオーナーが違う為、部屋によって内装・家具・契約条件等がそれぞれ異なります。

また、一体管理ではない為、不具合発生時の対応に時間が掛かったり、 オーナーの人格の善し悪しが貸借人に大きな影響を与えることも少なくありません。

HDB

HDB は「Housing Development Board」の略で、シンガポール国民を対象とする公団住宅のことです。公団団地なので外国人は購入できないですが、借りることは可能です。

実際、単身でシンガポールへきている日本人の多くがHDBを借りて、何人かでシェアするのが一般的です。

ざっくり簡単に言うと、駐在員の方はコンドミニアムに住んで、現地採用の方はHDBに住んでいるというのがシンガポールの現実です。

なぜならコンドミニアムとHDBのイメージはこんな感じだからです。

コンドミニアム

シンガポールのコンドミニアムと言えば、やはり南国ならではの高級リゾート感溢れる生活です。特に大型のコンドミニアムでは施設が充実している物件が多く、日本では考えられないようなリッチな暮らしをおくることが可能です。

プールやジムは当たり前。イベントなどに使用できるクラブハウス、BBQピット、テニスコート、サウナ、ガーデン、地下駐車場、ロータリーなどがあり、日常品が手に入る売店が設置されているものもあります。

また、最寄り駅やショッピングセンターへのシャトルバスサービスが含まれる物件もあるので大変便利で駐在員の方は必ずこのようなコンドミニアムに暮らしています。

コンドミニアムの魅力に惹かれ、数人でシェアハウスしてる人も多いです。

HDB

シンガポールのHDBは公営住宅なのであくまでも団地というイメージが強いです。コンドミニアムに比べると施設の質は劣りますが、値段が格段に安くなります。

シンガポール郊外に多くあり、現地のシンガポール人家族や近隣諸国からきた出稼ぎ労働者の方が4人くらいでシェアハウスしているのが多いです。

立地と施設の質が高く、それに比例して値段も高いのがコンドミニアムです。そして値段が安く、多くの出稼ぎ労働者や学生がシェアハウスして共同で住んでいるのがHDBと思ってもらって大丈夫です。

2)シンガポールの家賃の相場

僕が実際にシンガポール在住の駐在員や現地採用の方に聞いた家賃の平均をお伝えしたいと思います。

コンドミニアム

<50代駐在員 家族3〜4人

3LDK=$5,000(約40万円)~$8,000(約64万円)

30代駐在員 単身>

2LDK=$2,50020万円)~$4,000(約32万円)

30代現地採用 単身 3人〜4人シェアハウス>

3LDK=$700(約5.6万円)~$1,300(約10.4万円)

HDB

20代現地採用 単身 3人~4人シェアハウス>

3LDK=$600(約4.8万円)~$1,2009.6万円)

ご覧の通り、コンドミニアムはバカ高いです。もちろん個人で払っているわけではなく、会社から家賃手当が出てるのが一般的です。

留学生やインターンシップ、現地採用でシンガポールに来る方にとっては、HDBのシェアハウスが一番シンガポールで家賃を安く抑える方法です。

シェアハウスとなるとリビングルームやキッチンなどを共同で使いますが、自分の専用の一人部屋が与えられます。女性限定や日本人限定など様々な縛りがあるので、事前に確認するのがいいでしょう。

3)シェアハウスの探し方

駐在員の方は会社が不動産会社を通して物件を用意してくれるので問題ないかと思いますが、現地採用・インターンシップ・留学生は自身で物件を探さなければなりません。

不動産会社を使うのも良いですが、多くの場合は値段が高くなってしまうのが現状です。特に半年など短期の場合だとそもそも契約すらできない場合があります。中には仲介手数料・税金を嫌う物件のオーナーさんも多く、直接交渉するのがオススメです。

では、どのように物件情報を探せばいいのでしょうか。

僕がオススメするのがこちらのサイトです。

https://kaigai-bbs.com/sgp/sin/thread/rent/

このサイトは掲示板となっていて、誰でも自由に書き込むことができます。毎日のように新しい物件投稿があるため、非常に多くの日本人が参考にしているサイトとなっています。

オーナーさんの代理で日本人の方が住んでくれる人を募集していたり、留学生など短期で住んでくれる人を募集していたりするので、まずは募集条件をチェックする必要があります。

一番の魅力が全て日本語で問い合わせ・交渉ができるということ。細かな条件や質問も気軽に日本語でストレスフリーで聞くことができます。

 

たまにお宝物件があるのが驚きです。僕がオススメしたいのが、こちら。

Pinnacle @ Duxton コモンルーム(1人部屋)

残念ながら既に募集は終了していますが、シンガポール島内最大の有名HDB”Pinnacle”に$1,000(約8万円)で住めるのは破格だと思います。

たとえシェアハウスでも住んでしまえば、共有スペースの50階屋上のスカイガーデンは使い放題です。綺麗な芝生から、プール、ジム、ランニングコースまであります。

この物件は立地も駅近くで申し分なく、シンガポール人でさえ憧れるそんなHDBに住めるチャンスがあなたにあるのです!

4)物件選びのポイント

では、いざ物件を探すとなったら一体何を基準に選んだらいいのか分からないですよね。

僕がオススメしたい物件選びのポイントはこちらです。

  • 街の中心部かどうかより、とにかく駅(MRT)に近い物件
  • スーパーやコンビニが何かしら周りにある物件
  • シェアメイトの情報を必ず確認

まず、街の中心部かどうかは気にしないでください。シンガポールにはMRTという非常に便利で安い地下鉄が走っています。

シンガポールでは「国土狭いから車の数を制限しなきゃいけない!」ということで車に対して様々な条件を付けてわざと値上げをしています。なので、実際お金持ちしか車を所有できないのが現状です。

ですが、それでは人の流れが滞り、国が発展しないのでめちゃくちゃ便利な地下鉄を政府主導で作り、わざと安い料金で国民に提供しています。そうすると車を持たなくても良い暮らしができるので、車の抑制にも繋がりますし、人々がもっと積極的に移動するようになります。

要するにMRTの近くに住むことができればシンガポールのどこへでも簡単に安く行くことができます。

スーパーやコンビニなど何かしらのお店が近くにあれば非常に便利です。というのも、日本のように24時間営業のお店(ドンキを除いて)はほとんどなく、早くて9時に閉まってしまうスーパーもあります。なので仕事終わりに間に合わないこともしばしば。

土日に買い溜めすることになるのですが、常夏のシンガポールの天気の下を長い時間歩くことは結構辛いものがあります。なので、HDB近くにスーパーがあるのを確認することをオススメします。HDBが団地ということもあって、そこらへんは上手く考えられているのでおそらく問題ないかと思います。

最後は、一緒に屋根の下で暮らすことになるシェアメイトがどんな人なのかを確認することをオススメします。日本人なのか外国人なのか、男性なのか女性なのか、年齢はいくつくらいなのか、何時頃家を出て何時頃帰宅するのか、しっかりとその人の生活リズムを把握しておくことによってその後のトラブルを避けることができます。

中には、シェアメイトとはがっつり生活リズムが違うため、相手が家にいるところを見たことがないなんて人もいますが、少なからずシェアメイトと仲良くなっておくと諸々生活面で助かりますよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事を読んで、ある程度シンガポールの家賃の相場、シェアハウスの探し方などが分かるようになったかと思います。

シンガポールで生活する中で、一番お金を使うのが家賃です。他の食費や生活費は実際のところとても安いです。お酒やタバコなどの嗜好品は高いですが、僕は一切手を出していません 。お昼ご飯も夜ご飯も外食で1食あたり500円程度で生活していたので、貯金もできるくらいでした。

住む環境としては、シンガポールは東南アジアの中でも群を抜いて治安が良いです。そしてとても景観を大切にする国なので、街中が非常に綺麗です。個人的に街や住宅街に蚊がいないことが最大の魅力だったりします。

なぜ街中が綺麗なのか、なぜ蚊がいないのかはこちらの記事を読んでみてください。

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意外と知られていないシンガポールの住宅事情をお伝えしました。これからシンガポールへ留学・インターンシップ・就職で来られる方々の少しでもお役に立てていれば嬉しいです。

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